【活動レポート】太鼓の寿命を延ばし、最高の音を響かせるために!
西日本楽器 和太鼓事業部による「和太鼓・無料機材点検」を実施しました。
まずはじめに和太鼓は「生き物」です。
日々の練習で叩き込むほどに音は育ちますが、同時に過酷な環境下で消耗も進みます。
西日本楽器和太鼓事業部では、地域の和太鼓チームが末永く安全に、そして最高のパフォーマンスを発揮できるよう、専門スタッフによる「無料機材点検・メンテナンスアドバイス」を行っています。
今回は、2025年12月26日に訪問させていただいた「太鼓原人」様での点検の様子を例に、意外と気づかない「楽器のSOS」と、今後の機材管理のポイントをご紹介します。

専門スタッフによる徹底チェック項目
今回の訪問では、単に音を聴くだけでなく、以下の9項目にわたる詳細な点検を実施しました。
点検項目内容
- 保管室の環境:温度・湿度・直射日光など太鼓に最適な環境かを確認
- 機材数チェック:種類・サイズごとの正確な保有台数の把握
- 皮の状態:表面の摩耗、乾燥具合、緩みの確認
- 胴の状態:割れ、歪み、縁(ふち)の欠けがないかの診断
- 皮の寿命予測:過去の使用頻度と現状から、張り替え時期を予測
- 専門家所見:楽器学的な観点からの総合的なアドバイス
- メーカー確認:各太鼓の特性に合わせたメンテナンス手法の選定
- 問題点の抽出:直ちに修理が必要な箇所、放置すると危険な箇所の特定




点検で見えてきた「現場の課題」と解決策
今回の点検では、長年使い込んでいるからこそ見落としていたいくつかの重大な問題が見つかりました
- 締太鼓の「皮の不一致」によるリスク
一部の締太鼓において、表と裏で異なる種類の皮(厚みや材質の差)が張られている個体が見つかりました。これによりテンションのバランスが崩れ、胴の変形や皮の破れが始まりかけていることが判明。
早期の張り替えを提案いたしました。 - 長胴太鼓の経年劣化
3台の長胴太鼓において見た目以上に芯の部分で経年劣化が進んでおり、演奏中に突然破れるリスクがあることが分かりました。
「まだ鳴るから大丈夫」という判断の危うさを共有しました。 - 桶胴太鼓の構造的ダメージ
3台の桶胴太鼓に、胴のひずみや縁の欠けが見つかりました。
これらは音色の劣化だけでなく、皮を均一に張ることができず、現状では「使用不可能」という厳しい判断を下さざるを得ませんでした。
【点検実施における思いがけない副産物効果】
*チームに芽生えた新たな認識
「ただ叩く」だけでなく、自分たちの相棒である「楽器の特性」を知ることの重要性が理解でき、今回の点検を通じて、チーム内からは「もっと楽器学を学び、正しい知識を持つためのセミナーが必要だ」という前向きな声が上がりました。
私たちがサポートできること点検は「見つけて終わり」ではありません。
西日本楽器和太鼓事業部では、点検後に以下のサポートを組み合わせて提供いたします。
- 点検報告書の提出:現在の機材コンディションを可視化したレポートをお渡しします。
- メンテナンス計画の立案:予算に合わせた修理・張り替えの優先順位をご提案します。
- 機材台帳のひな型提供:チームで永続的に管理できるよう、資産管理用のフォーマットを作成・提供します。
あなたのチームも「健康診断」をしてみませんか?
「最近、太鼓の鳴りが悪い気がする」「皮がいつ破れるか不安」といった悩みがあれば西日本楽器の専門スタッフが貴方の練習場へ伺い、プロの目線でアドバイスいたします。
私たちは「正しい知識」を広めることで、日本の伝統文化である和太鼓を次世代へ健全な形で繋げたいと考えています。
「無料点検の相談」は
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【定休日:毎週月曜日・火曜日】
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