2024年7月14日(日)「ひびき太鼓フェスティバル」レポート

北九州市立 響灘緑地グリーンパークで、7/14(日)に行われた「ひびき太鼓フェスティバル」に、西日本楽器からの推薦チームが出場いたしました!
(2024年7月14日)

【午前の部 No.1】

和太鼓もも

北九州市を拠点に幅広く活動している「和太鼓もも」。

このチームは北九州市の公立保育所に勤務する保育士が自主的に集まって1994年にチームを結成、もうすぐ創立30周年を迎えるという和太鼓チームとしては非常に歴史のあるチーム。

ベテランの保育士たちだけで構成されている、とてもユニークでまた艶やかな女性だけの和太鼓チームである。

チームの名前は1994年の桃の花の咲く3月に結成されたため「もも」という名前を付けたとのこと。

女性だけのチームではあるが艶やかさの中にも力強さがありその微妙なバランスがこのチームの魅力である。

今日も奏者たちみんなが「笑顔と艶やかさ」をステージいっぱいに振りまいてくれた。

「ぶらり訪問記」で「和太鼓もも」に訪問しています
記事はこちら
(訪問No.013)

【午前の部 No.2】

芦屋濤懸はまゆう太鼓

遠賀郡芦屋町を拠点に平成17年に結成。地元の名所である濤懸け大橋、濤懸け岩、そして芦屋町の町花「はまゆう」にちなんで「濤懸はまゆう太鼓」命名され今年で19年目を迎える創作和太鼓チームである。

創立以来、和太鼓を通じて青少年育成とボランティア活動、地域活性化に貢献。

このチームの特徴は何と言っても息のピッタリ合ったリズム感と力強い太鼓の響きである。

今日も響灘を背に勇壮で力強い太鼓の響きをたっぷりと演奏してくれました。

【午後の部 No.1】

筑前若松五平太ばやし振興保存会

午後の部、最初のチームは地元若松の五平太ばやし振興保存会の皆さんの演奏です。

「五平太」とは石炭のことを指し、肥前の役人五平太が石炭を発見したことに由来してつけられたとのこと。

石炭の需要が急増し、筑豊炭田から遠賀川を下り、若松港へ船で石炭を運んだ折、船頭達が口ずさんだ歌がこの歌の始まりといわれ、その五平

太を運ぶ五平太船(川ひらた)のへりをたたいていたリズムに若松出身の火野葦平が詩をつけたそうです。

若松では毎年7月、日本一の石炭積出港として栄えた若松港を舞台に「若松みなと祭り」を開催しており「五平太ばやし」は、船の形の山車が商店街一帯を樽太鼓の音に合わせて陽気に練り歩きます。

樽太鼓を木槌で叩くという独特の奏法で雨の響灘緑地に楽しいリズムと唄が響き渡りました。

【午後の部 No.2】

「豊前天狗太鼓」
&「豊前神楽集団若楽(じゃらく)」

1991年に結成され今年で33年目を迎える創作和太鼓チーム「豊前天狗太鼓」と豊前市の中の5団体の神楽集団若手が集まり2003年に結成した「若楽(じゃらく)」という創作神楽集団のコラボである。

豊前市を中心に地域のイベントや各地のお祭りなどで演奏を行い地域の活性化と青少年の育成活動を積極的に進め、また海外でも公演の実績・経験を積み、積極的な創作舞台の活動を行っている。

古き良き文化を継承しつつ、さらに新しい文化を取り入れ、二つの融合を探求している新鋭なる若き神楽集団と創作和太鼓チームである。

太鼓の演奏と演舞(あらすじ)

山に住み着く鬼たち、苦しむ村人たちの願いにより、権現様が立ち上がり、鬼を鎮め、村に再び平和が訪れる、というお話。

途中、太鼓の演奏とともに鬼たちが観客席になだれ込み子供たちをさらっていこうとする。子供たちは大声で泣き叫び逃げ惑う!!! 

あの鬼の面と衣装!大人でも怖い! 

~鬼に触れると1年風邪をひかないとのこと~

「ぶらり訪問記」で「豊前天狗太鼓」「若楽」に訪問しています
記事はこちら(訪問No.016)

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