中村学園大学短期大学部合同和太鼓部 第16回定期演奏会 星祭り
中村学園大学短期大学部合同和太鼓部 第16回定期演奏会 星祭り へ行ってまいりました。
2025年2月24日福岡市早良区にある「ともテラス早良」の多目的ホールにて中村学園大学短期大学部合同和太鼓部「輝来響楽座(きらきらざ)」の第16回定期演奏会が開催された。


席数300席の多目的ホール、観客もほぼ満席と言っていいほどの埋まりで大盛況の演奏会でした。
合同和太鼓部「輝来響楽座(きらきらざ)」は2003年に結成、今年で22年目を迎え、福岡地区の和太鼓部の中では歴史あるチームであり現在部員は22名、学園祭や文化祭、地元福岡でのイベントなどに積極的に参加、地域社会に大いに貢献している笑顔が絶えない若さ溢れる大学の和太鼓チームであり「輝来響楽座」には弊社ホームページのコーナーの「ぶらり訪問記(訪問No.012)」で訪問したり、また学内で電子和太鼓セミナーなどを開催したり、お互いに交流を図っている和太鼓チームでもあり、笑顔と若さ溢れるエネルギッシュな力強い演奏をするとても魅力的な和太鼓チームです。


今回の演奏会は1部と2部に分けて構成されており合計14曲を演奏。
和太鼓のチームを大きく分けると民舞系の和太鼓チームと創作系の和太鼓チームがあるが、なんとみんな大学生の若さでありながら、お囃子を中心とした民舞系をもこなし、さらに創作和太鼓をもこなす二刀流使いの非常に珍しい和太鼓チームでもあります。
今回の演奏曲の組み合わせにおいても各地区に伝わるお囃子の楽曲を取り入れ、その合間には創作楽曲もうまくプログラミングした、聴く側に飽きさせない配慮が随所に見られる非常にうまい組み合わせであり細部にわたって細かい配慮が見受けられた。更に曲と曲の間の転換においても観客を楽しませるいろいろな工夫があった。見事である。
更に今回特に良かった点は、楽曲ごとの太鼓や楽器の構成である。長胴太鼓が何台あるから全部叩こうとか、メンバーが何人いるからみんな叩かせよう、ではなく一つ一つの楽曲ごとにうまく太鼓の台数や種類を選びうまく音量バランスを取ったとても聞きやすい演奏であった。
今回の演奏は、各楽曲ごと主役や脇役そして縁の下の力持ちの役割を各パートみんながしっかりと理解していた演奏であった。
また、このチームの名前の由来は「輝く笑顔に人が集まって来て響きを楽しむ一座」を目標に成長したいとのことで命名、そしてこの和太鼓部の最も大事にしていることは「間違ってもいいから思いっきり、楽しく笑顔で」


今日の演奏はまさにその通りであった。楽しかった。素晴らしかった。
心から拍手を送ります。
そして長年にわたって築き上げてきた和太鼓部の歴代の先輩方へも敬意を表したい。
記事:木谷 慶一
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